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- カルパチア号の謎 -

検証4-1
「カルパチア号」と言えば、タイタニックの救難信号を受信して救助に向かった船として知られている。

資料からは、全長164m、幅18m、速力15ノットとなっていて、船としてはタイタニックの約2分の1の規模だということが解る。
そうなると単純計算でも、定員数も約半分の600名クラスということになるはずだ。

しかし、記録によれば、カルパチア号がタイタニック沈没時に救助した人数は706名となっている。この数字と状況が一致しないのが解るだろうか。
定員オーバーであることはもちろんだが、この数字だと乗船していたのは救助された人だけだったことになる。では、救助する側のカルパチア号乗組員はいったいどこに消えたのだろう。
更には、カルパチア号がキュナード社の外洋客船であることから、乗客も多数乗り込んでいたはずだ。その人たちもどこに消えたのか不明のままである。まったく不可解なことだ。


- 沈没船の行方 -

検証4-2
この「カルパチア号」は、1918年ドイツ潜水艦に魚雷で撃沈されたとの記録がある。
その理由も定かではないが、現在、引き上げたカルパチア号の所有者は「Premier Exhibitions Inc. 」となっている。「Premier Exhibitions Inc.」は、移動展示を目的とした会社のようだ。タイタニック号にも関係しているようで、引き上げた遺品や船体と更には死体の展示も行っている。信じられないことだが、資料にそう記述されている。

中国との関係.

「Premier Exhibitions Inc. 」が行っている死体の展示において、意外な国と繋がった。
「The Exhibition in which it displays cadavers arranged in lifelike poses via plastination from the Dalian Medical University (through its Dalian Medical University Plastination Company subsidiary) in China.(訳:それが死体を示しているという展示は、中国の大連医科大学(その大連医科大学プラスティネーション社子会社を通して)から、プラスティネーションを通して生きているようなポーズでという指示に合意しました。)」と書かれてある。
ここで「中国」と繋がったのである。やはり、タイタニックの沈没時に何があったのかを中国は知っているのだ。知っているからこそ、「Premier Exhibitions Inc.」という会社を使って、遺品の公開やオークションを行っているのではないだろうか。



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