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- 現存するタイタニック -

検証8-1
映画「タイタニック」を製作する過程で、船体のセットをメキシコの特設スタジオに作ったという話がある。
下の写真がそうなのだが、まるで壊れかけたタイタニックを修復しているように見える。しかし、何故わざわざメキシコに作ったのだろう。

写真では一番手前の煙突が折れているように見えるが、画像を加工した疑いがある。
恐らく、別のことでこの写真を公開する時に、船の損傷が大きいから修復を試みたのだ、という話にしたのではないだろうか。


修復後のタイタニック

検証8-2
下の写真は、完全に修復が終わり、別の場所に船を移動して撮ったものだ。どうやら映画を撮影した場所(サザンプトンの港)に移動したようだ。



傍目からは完璧と言っていいほど、完全に修復されている。しかし、老朽化は進んでいたにしても、何故修復を装ったのだろう。

上の写真は、映画撮影時のものだ。まさに本物のタイタニックと言っていいほどの風格で、スクリーンにその存在をアピールしている。しかし、これを映画のセットと言うには、あまりにもリアルで実物に近い。


- オリンピック・レストラン -

検証8-3
オリンピック号に関する資料の中に、オリンピック号が1935年に引退した後、オークションに掛けられ、豪華な内装が気に入ったイギリスのある夫人に屋敷として使われたと書かれてある。その夫人の死後、そこで使用していた食器類を飾ったタイタニックそっくりのレストランを開業している。
このように、その船体はあらゆる方向で利用されてきたようだ。オリンピック号がタイタニック号そのものだとすれば、名前を変え、使用用途を変えて、タイタニックは現存し続けたことになる。
最終的には、映画撮影のために修復され、(恐らく、タイタニックに似てはいても、実物には見えないように塗装などで変えられてきたはずだ。)本物に見紛うくらいの映画のセットとして甦っていたのではないだろうか。



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