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- ホワイトスター社の社長 -

検証6-1
ホワイトスター社の社長は「イズメイ社長」となっている。これは本当だろうか。
フルネームでは「J・ブルース・イズメイ(J. Bruce Ismay)」となっている。ここにまた「J」の頭文字が出てくる。資料では「J」は「ジョセフ」という名前になっているものもあるのだが、「ジョセフ」と言えば、別の資料には「J・ドーソン」を「ジョセフ・ドーソン」という名前にしてあるものがある。
そうなると、この人物は、ホワイトスター社の社長ではなく、「ジョン・P・モルガン」に成り代わった者のこととなる。
特に「イズメイ」という名前に注目して欲しい。英語では「Ismay」で「Is may(〜かもしれない)」の意味だ。つまり「Bruceかもしれない」と言っているのだ。そうなると「Bruce」だけが本当のホワイトスター社の社長の名前ということではないのか。
実際に主要な人物の中で「イズメイ」だけが助かっている。その代わり、女子供を先に救助しなければならなかったはずなのに、この男性1人だけ先に救命ボートに乗ったということで「卑怯者」呼ばわりされることになった。


婦女子優先の謎

検証6-2
救命ボートに乗るのに、何故婦女子優先だったのだろうか。心情的に解らなくも無いが、タイタニック乗組員側からみれば、乗客優先でいいのではなかったのだろうか。
これには、裏があると思う。カルパチア号で救出された乗客は、ほとんどが婦女子だったに違いない。それもカルパチア号から降りて来た時に、気づいたのだろう。 いったい何故・・・・。
もしかしたら、タイタニック沈没前、カルパチア号に乗っていたのは、ほとんど女性だったのではないだろうか。それも、「イズメイ」という男性と共に・・・。
もし、「イズメイ」が、「ジョン・P・モルガン」に成り代わった「ドーソン」だとすれば、タイタニックには乗っていなかったはずで、初めからカルパチア号に乗っていたのなら、タイタニックに関する計画を指揮していたのではないだろうかという推測が当て嵌まってくる。


- カルパチア号以外の救助船の謎 -

検証6-3
タイタニック沈没時に、現場近くにいた船がある。「カリフォルニアン号」だ。この船はほとんど何もしていない。遭難信号を無視する上に、カルパチア号が去った後を引き継いだが、何も発見されなかったと報告している。いったい何のために停泊していたのか。
後に言い訳じみた宣誓供述書を提出している。それには、氷の中にいるだの、無線士が起きなかったのだの、その船が何も行動を起こしていないことが明確に書かれてあるようだ。ただ、タイタニック号だけはその目で確認している。

タイタニック号を見守る数隻の船.

タイタニック沈没当日、「カリフォニアン号」の他に数隻の船がタイタニック号の近くに来ていたという記録がある。しかし、それ以上何かしたという記録は残っていない。 何故見ているだけだったのだろうか。
恐らく、タイタニック号で何が起こっているのかを知っていたのだろうと思う。まさに監視としてそこにいたというのが事実なのではないだろうか。また、「カリフォルニアン号」のことを貨物船と言っているが、貨物船なら荷物が積んであったはずだ。しかし、その荷物は調べられていない。もし、調べていたら、とんでもないものが出てきたに違いないのだが・・・。



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